こんにちは。
フレッシュベイトルアーズ代表の金沢武です。
今日はお問い合わせの多い、”ブルーギル”魚皮モデルについて解説します。
このブルーギル魚皮モデルは長年多くの支持をいただいています。
大型バスの釣果報告が多い魚皮ですので、ぜひ一度お試しください。
2023年10月現在では、4種類の仕様を用意しています。
現行ブルーギル魚皮モデル一覧
用意している仕様は下表の通り4種です。
2022年にブルーギル魚皮の薄皮化に成功したことにより、それまでに比べてより多彩な仕様を作ることができました。
極みシリーズについては、それぞれ特定の性能に特化した仕様にしているため上級者向けと言えます。
続いて、それぞれのモデルについて説明をしていきます。
通常(リアル)
フレッシュベイトルアーズ立ち上げから存在する最も基本的な仕様です。
前述した薄皮加工でない魚皮を使用しています。
初めて魚皮ルアーを購入される方にお勧めしているのがこの通常仕様です。
他モデルは特定の性能に振って製作していますが、通常仕様はいわゆる魚皮ルアーとして最もバランスの取れたスタンダードなモデル(価格面も)といえます。
魚皮ルアーの威力を経験してみたい!という方はぜひこのモデルからエントリーしてください。
また、2023年にミュージシャンであり、実力派アングラーの宮内さんが亀山レコードの巨大バスをキャッチされました。
大変光栄なことに、バスにアプローチする重要な局面で、フレッシュベイトルアーズのブルーギル魚皮ギルロイドJr.を使用していただけました。
こちらは通常モデルのギルロイドJr.でした。
極みゴースト(ナチュラル)
魚皮の瑞々しさを維持しつつ、ギリギリまで光の透過性能を高めたモデルです。
写真のように逆光時では光を透過し、順光時は魚皮らしく光を反射します。
サンフィッシュ科(ブルーギル、ブラックバスなど)は皮が厚く鱗がしっかりしています。
なので、いわゆる通常の加工では光を透過する魚皮になりません。(また、ルアーに貼り付けると大幅に重量が増える)
2019年頃から、サンフィッシュ科の魚皮を “薄く” 加工する実験を始め2022年に製品化した思い入れのある仕様です。
恐らく2023年時点の魚皮ルアー製作者においてフレッシュベイトルアーズだけが製作できる仕様です。
今だから言えますが、以前から多くのスーパーロコから直接リクエストをいただいていた仕様です。
この光を透過する性能は、特定条件下において大きなアドバンテージになるようですね。
※薄皮加工(ゴーストモデル)について別途記事にしたいと考えています。
極み夜光貝(アピール)
薄皮加工が実現した結果、他素材との組み合わせて特徴を出したモデルです。
私が、ルアーに使用される天然素材において最も魚にアピールすると考えている夜光貝と組み合わせました。
夜光貝と組み合わせることにより薄皮の透過性能は失ってしまいますが、なんとも言えないリッチ感が出ます。
反射性能が向上するため、やや水に色が付いたフィールドに適した仕様になります。
この仕様はまだ数点しか製作していないためデータは少ないのですが、房総リザーバーや霞水系で機能するのではないかと思います。
動画で見ていただくとなんとも言えないリッチさ、ゴージャスさを感じてもらえると思います。
X(旧Twitter)の投稿を埋め込んでおきますのでぜひご覧ください。
極み銀鱗(究極リアル)
最後に、極み銀鱗です。
残念ながらまだテスト中ですので写真がございません。
製作の状況などはSNSなどで少しずつ発信していこうと考えています。
この極み銀鱗ですが、私がその時点で持つ加工技術を組み合わせて「最もリアル」を再現できると考えるグレードになります。
なので、来年になったら仕様が変わっている可能性があります。
材料、工数などのコスト面を全て度外視し、最高のリアルを追い求めるハイグレードモデルです。笑
現在は、薄皮に天然の銀粉を組み合わせて滑り感、瑞々しさをより高めようと考えています。
もちろん、素材の組み合わせだけでなく「魚皮の貼り合わせ加工」「顔の造形」「エッジ部の処理」など細かな点も突き詰めていきます。
まとめ
今回はブルーギル魚皮モデルについて紹介しました。
まずは通常モデルから手に取っていただき、魚皮ルアーのパワーを感じていただきたいです。
また、紹介したモデル以外にも特注仕様の実績があります。
相談もお受けしますので、気になる点がございましたら公式LINE@(@osc5971a)からお問い合わせください。